11月のほけんだよりで、「胃腸風邪」のホームケアをご紹介しました😀
「感染性胃腸炎」や「ウイルス性胃腸炎」が秋から冬にかけて流行しますが、
病院では詳しい検査をしないことが多く、
「胃腸風邪」と診断されることが多いです。
感染症予防には手洗いうがいが基本です。
しかし、胃腸風邪の予防には下痢やおう吐物の処理がとても重要になります。
おう吐・下痢の汚物の処理の仕方をご紹介します。
準備するもの
・キッチン用漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)
・水500ml
・ペーパータオル
①消毒液を準備します。
消毒液の作り方は、11月のほけんだよりを参考にしてください。
②処理をする人は使い捨てマスクと使い捨て手袋を着用しましょう。
③ペーパータオル、または新聞紙などで汚物を取り除き、ポリ袋に密閉します。
このとき、汚物は外側から中心方向に集めて取り除きましょう。
④汚物をふき取った床は消毒液に浸したペーパータオルや新聞紙などでふき取ります。
⑤拭き終わったら、入念に石けんで手を洗います。
衣類を消毒する場合は、
汚れを取り除き、0.1%消毒液に15分程度浸けた後、
ほかの洗濯物とは別で洗濯しましょう。
色落ちを防ぎたい場合は、
85℃以上のお湯に1分以上浸ける「熱湯消毒」でも消毒できます。
胃腸風邪のウイルスは感染性が強く、
看病する大人にも感染しやすいです。
ですが、正しい処理をすれば感染を防ぐことが出来るので、
ご家庭でも実践してみてください。